当院では、医療観察法に基づき、入院医療の提供を行う専門病棟が平成28年3月に開棟しました。病床数18床となるこの病棟は、採光や景観を活かした設計を採用し、快適な療養空間を確保するなどの治療環境に適切なアメニティーを確保する一方、電気錠や二重フェンスのほか、24時間体制の警備員を配置するなど、国のガイドラインに基づいた高い安全管理とセキュリティ対策を採っています。 また、医師や看護師、臨床心理技術者、精神保健福祉士、作業療法士を一般の精神科医療の２～３倍程度配置し、多職種による治療プログラムを実施し、対象者の社会復帰実現を目指します。