院外処方の推進について
現在、愛知県では質の高い医療サービスを目指し、積極的に「医薬分業」を進めています。外来にかかられた患者さんには院外処方箋を発行し、患者さんの利便性の良いかかりつけ薬局にてお薬を調剤していただくようお勧めしています。
院外処方のメリット
- 病院での待ち時間が減ります。
- ご自宅・職場の近くなど保険薬局を自由に選択することができます。
- 十分な薬の説明や服薬指導を受けることができます。
- かかりつけ薬局を決めていただくと、薬の重複や相互作用による副作用が防げます。
一般名処方について
当院で発行する院外処方箋は「一般名処方」にしています。一般名処方にすることで、先発医薬品か後発医薬品(ジェネリック医薬品)を調剤薬局にて患者さんご自身で選ぶことができます。また、一般名処方は製薬メーカーを指定しないため、医薬品の供給が不安定な時でも調剤薬局で医薬品を提供しやすくなります。
一般名処方とは
薬の名前には「商品名」と「一般名」の2種類あります。「商品名」は製薬会社が薬を販売するためにつけた名前で、「一般名」は薬の有効成分の名前です。薬品名の先頭に 【般】 の記載がある薬品は一般名処方です。