- ACT
- 訪問看護
ACT(包括型地域生活支援プログラム)は、精神障がいを持つ方が、病気や症状とうまく付き合いながら、住み慣れた場所で安心して暮らしていけるように、多職種チームによる訪問支援(アウトリーチ)を行います。
当院では、平成25年度よりACT準備チームとしての活動を開始し、平成27年度より愛称を「ACTあいち」と決め、本格的にチームでの活動を開始しました。
「ACTあいち」では次のことを大切に活動しています
1.リカバリー
障がいや疾患を抱えながらも、自分らしく生活を楽しむことができること
2.ストレングス
本人や周囲の強みや長所を大切にすること
「ACTあいち」で行っている支援内容は次の通りです
1.ACTのサービスはいつでも受けられるの?
平日9:00~17:30の間で訪問を行っています。
電話相談も対応しています。
※将来的には24時間365日体制での支援を目指しています。
2.何をするの?
病気とのつき合い方や薬を自己管理する方法などを一緒に考えます。
また、買い物、掃除など利用者に合わせた日常生活の支援や必要に応じて地域生活に必要な社会資源の紹介をお手伝いします。
3.だれが来てくれるの?
看護師、精神保健福祉士、作業療法士が訪問します。
医師による訪問診療も行っています。
1.訪問看護の対象の方
- ご本人やご家族が希望した方
- 主治医が必要と判断した方
*いずれも当院に通院している方が対象になります。
2.訪問看護の内容
生活面で支援
生活の中に不安や心配事があると、食べられなくなったり、眠れなくなったりします。このような時に、お話を聞き、解決方法を見つける手助けをさせていただきます。また、掃除や料理が苦手な方、一人暮らしが初めてで不安がある方に対して困りごとをうかがいアドバイスしています。
社会活動への支援
デイケアや就労支援事業所などの通所したい場所、日中の居場所などのご希望を聞き、ご本人らしく、社会生活がより豊かになるよう支援します。
・外来の看護師が中心となり、お宅に伺い、以下の支援を行っています。
- 看護に関すること
症状の観察、服薬管理、生活面の不安軽減など - 生活支援や社会復帰などのご相談
- ご家族、ご友人、地域の方との付き合い方や困りごとについてのアドバイスなど
私たちは、ご本人とご家族のご希望をお聞きしながら、応援者として支援させていただきたいと考えています。
訪問看護にご興味のある方は、主治医や外来看護師、ケースワーカーにご相談下さい。